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子供が発熱!熱が出たら気をつけたい熱の他の症状

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公開日時 : 2014年01月18日 更新日時 : 2014年02月04日

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子供の発熱はよくあることですが、発熱の原因がはっきりしないうちは重い病気にかかってしまったのではないかと不安になります。子供が発熱した時に、必要以上に心配しすぎないように気をつけたい症状についてまとめてみました。

熱の他の症状と気をつけたいこと

腹痛

熱より先に腹痛や嘔吐、軽い下痢がある場合は、ウイルス感染が多いそうです。虫垂炎の可能性もありますが、虫垂炎の場合、熱が出るとは限らず、出たとしても高熱にはならないそうです。

尿の異常

尿路感染になると、おしっこのとき痛がり、尿は悪臭をおびて尿の回数が増えるそうです。尿路感染ではいつ熱が出てもおかしくないそうです。

激しい頭痛・歩行困難・首の硬直により胸にあごがつかない・繰り返す嘔吐

髄膜炎の疑いがあります。すぐに小児科医と連絡をとりましょう。危険な場合は救急センターへ直行することもあるそうです。

ものを飲み込むのがつらい

ウイルス性のクループなら大声も出せ、ミルクも飲めるそうです。声が出なかったり・ミルクを飲めないときは、喉頭蓋炎の疑いがあります。すぐに小児科医と連絡をとりましょう。

声のかすれ・おしゃべりや飲み込みがつらい・小さな子はのどにこぶしを押し込もうとする

咽頭炎の疑いがあります。すぐに小児科医と連絡をとりましょう。溶連菌による扁桃炎を検査して、溶連菌による扁桃炎の場合、抗生物質で治療するそうです。

持続的な咳と胸の痛み・苦しそうな呼吸、または速い呼吸

肺炎の疑いがあります。すぐに小児科医と連絡をとりましょう。

耳の痛み・小さい子は耳をひっぱる

中耳炎の疑いがあります。よくある病気ですが、しっかり診断した上で抗生物質での治療が必要なそうです。

鼻水・咳・不機嫌 (とくに冬)

ウイルス感染による風邪の疑いがあります。熱が下がるように処置してあげましょう。熱が下がっても意識がはっきりとせず、不機嫌なときは小児科医に相談するといいです。

嘔吐・下痢・不機嫌 (とくに夏)

ウイルス感染の疑いがあります。熱が下がるように処置してあげましょう。熱が下がっても意識がはっきりとせず、不機嫌なときは小児科医に相談するといいです。

緑色の鼻水

副鼻腔炎の疑いがあります。診察の上、抗生物質による治療が必要です。

6ヶ月未満の赤ちゃんの場合

6ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出した場合は、すぐに小児科医と連絡をとりましょう。ウイルス性の風邪になっただけの場合もありますが、6ヶ月未満の赤ちゃんが熱を出したときは用心して対応する必要があります。

以上、熱が出た時に気をつけたい他の症状でした。この記事は「小児科へ行く前に 子どもの症状の見分け方」(著 アマンダ・ベネット/ジョン・ガーウッド)を参考にしています。「小児科へ行く前に 子どもの症状の見分け方」は子供の症状についてわかりやすくまとめてある書籍です。子育て中の家庭なら手元にあることで、子供が病気の時にきっと役に立つと思います。

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