2人目を授かったママ&パパ。うれしい反面1人でも大変な育児が2人になってしまうことに不安を感じてしまいますよね。この記事では2人目の育児の大変なところと助かるところを年の差別にまとめてみました。
年子の場合
2人目育児の大変なこと
- 赤ちゃんが2人になったと覚悟が必要
- 子供たちに手がかかるのでとにかく体力勝負
- いつもどちらかがグズっている。下の子が寝たと思ったら次は上の子がくずる
- なんでも取り合いになってすぐにけんかになる
- ご飯の時間はふたりで皿をひっくりかえしたり食べ物をこぼしたり
- 出かけた先で2人であっちこっちへ行ってしまう。目を離すと迷子にしてしまうことも
上の子の気持ち
1歳差でも下の子ができるとうれしい気持ちが芽生えますが、同時にママ&パパを取り合うライバルとして不安を感じます。2人きりにしてしまうと事故が起こる場合があるので目を離さないこと。年上らしい行動を見せた時にはおおげさなくらいほめてあげましょう。
2歳差の場合
2人目育児の大変なこと
- 下の子が大きくなってくると物の取り合いで大げんかに
- 下の子が寝ついたことを気にせずに上の子が騒いで起こしてしまう
- 買い物や散歩の途中で歩き疲れた上の子が抱っこをせがんでくるので親1人子2人では遠出できない
上の子の気持ち
1歳差以上に下の子をかわいく思う気持ちが強くなり、下の子のお世話ができるようになってきます。
一方で自我が芽生えてくるのでママやパパを下の子にとられたと感じた時、嫉妬の気持ちが強くなります。赤ちゃん返りが見られることも。上の子が不安や嫉妬を感じている時はしっかり抱きしめて愛情を伝えましょう。
3歳差の場合
2人目育児の大変なこと
- 下の子が生まれるとできていたことができなくなったりと逆戻りすることがある
- 上の子の動きが活発になるので遊んでるときうっかり踏みつけたりしないか心配
- おもちゃの片付けが上手にできないので下の子が食べてしまわないか気を使う
上の子の気持ち
3歳になると我慢したり待ったりと自分をコントロールできるようになってくるので、大変そうなママを見て我慢してしまう子も多いです。我慢を聞き分けがいい子として見過ごしてしまうとストレスから体調を崩したりとかえって問題が起こることも。言葉がわかるようになってきた上の子にやさしく語りかけて気をかけてあげましょう。
4〜5歳差の場合
2人目育児の大変なこと
- 色々できるようになってきた上の子に過大な期待は禁物。下の子に関心がないとお世話のあてにならない
- おさがりでとっておいたものが使えなくなってしまい同じものをもう一度購入する必要があったりするので経済的に大変
上の子の気持ち
赤ちゃんは弱くて守らないといけないものということがわかる年頃なので、赤ちゃんの世話をしてママとパパを助けてくれます。しかし「ママとパパの愛情をとられてしまうかも」という不安な気持ちもあるので、上の子の気持ちをしっかり受け止め、上の子へ感謝の気持ちや愛情を言葉や態度であらわしてあげましょう。
2人同時の育児は大変ですが、2人目が生まれたことでお兄ちゃんお姉ちゃんらしいふるまいを見せる上の子を頼もしく感じたり、上の子にならっていろんなことをやってみようとする下の子をほほえましく感じたりと、楽しいことうれしいこともたくさんあります。子供たちのパワーに負けないように子育てがんばりたいですね。