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0歳から受けられる予防接種で赤ちゃんの体内に免疫を作ろう!

0歳-1歳向け育児情報

公開日時 : 2014年01月16日 更新日時 : 2014年02月04日

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病気の中には重症化すると命に危険をもたらす病気もあります。危険な病気から赤ちゃんを守るために、予防接種を受けて病気への抵抗力(免疫)をつけてあげましょう。

予防接種には定期接種と任意接種があります。

定期接種とは、一定の月齢・年齢になったら接種することがのぞましいワクチン接種で、予防接種法によって定められています。接種費用は公費の補助が受けられるので無料で接種できます(一部の自治体では有料)。

任意接種とは、希望者のみ受ける予防接種です。費用は基本的に自己負担ですが、自治体によっては補助が受けられることもあるので接種を考えている方は確認してみましょう。

この記事では0歳から受けられる予防接種を紹介します。

定期接種

ポリオ (IPV) [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : 小児まひ (急性灰白髄炎)
  • 予防方法 : 二の腕に注射
  • 時期と回数 : 生後3ヶ月から計4回接種。1回目から3回目までは20日間以上の間隔を開ける。4回目は1年から1年6ヶ月の間に接種。
  • 副反応 : 注射した場所が赤くなり、はれることもある。

三種混合 (DPT) [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : ジフテリア / 百日咳 / 破傷風
  • 予防方法 : 二の腕に注射。
  • 時期と回数 : 生後3ヶ月から3〜8週間おきに3回。3回目から1年後ぐらいに1回。
  • 副反応 : 注射した場所に赤み・腫れ・しこりが出ることがある。腫れたときは冷湿布などで冷やすとよい。

四種混合 (DPT-IPV) [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : 小児まひ(急性灰白髄炎) / ジフテリア / 百日咳 / 破傷風
  • 予防方法 : 二の腕に注射。
  • 時期と回数 : 三種混合と同様に、生後3ヶ月から3〜8週間おきに計4回。
  • 副反応 : 注射した場所に赤み・腫れ・しこりが出ることがある。腫れたときは冷湿布などで冷やすとよい。

 インフルエンザ菌b型 (Hib) [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : 細菌性髄膜炎など
  • 予防方法 : 二の腕に注射。
  • 時期と回数 : 生後2〜6ヶ月に開始した場合は4回接種。生後7〜11ヶ月に開始した場合は3回接種。1歳以上の場合は1回。
  • 副反応 : 注射した場所に赤み、はれ、痛みが出ることがある。

小児用肺炎球菌 [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : 中耳炎 / 肺炎細菌性髄膜炎など
  • 予防方法 : 二の腕に注射。
  • 時期と回数 : 生後2〜6ヶ月に開始した場合は4回接種。生後7〜11ヶ月に開始した場合は3回接種。1歳に開始した場合は2回接種。2〜9歳の場合は1回。
  • 副反応 : 注射した場所に赤み・腫れ・発疹が出たり、発熱することもある。発熱した場合、1〜2日で下がるが症状が悪化し熱が下がらないようなら小児科に相談。

任意接種

ロタウイルス [生ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : ロタウイルス感染症
  • 予防方法 : 口から飲む。
  • 時期と回数 : 生後6週間から接種可能。2種類ワクチンがあり、1価ワクチンは2回、5価ワクチンは3回接種。
  • 副反応 : ワクチン服用後、1週間以内に下痢や嘔吐する場合がある。

インフルエンザ菌 [不活化ワクチン]

  • 免疫がつく病気 : インフルエンザ
  • 予防方法 : 二の腕に注射。
  • 時期と回数 : 生後6ヶ月から接種可能。13歳未満は2回の接種が必要で、4週間あけてから接種する。
  • 副反応 : 注射した場所に赤み・腫れ・痛みが出たり、発熱することもある。症状が悪化した場合は小児科に相談。

以上、0歳から受けられる予防接種の紹介でした。
予防接種は、年齢制限があったり体調・体質で受けられない場合もあるので、接種をする前にお医者さんに相談しましょう。

※生ワクチン...毒性を非常に弱くした細菌やウイルス。
※不活化ワクチン...病原体から免疫をつくるために必要な成分を取り出したもの。

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